Django Girls ワークショップはこうしてできた。 12 20, 2015

これはGeek Women Advent Calendar 20日目の記事です。
(すみません。おくれました。)

Django Girls って?

女性にもっとプログラミングを楽しんでほしい。という想いで初心者向けの1Dyaワークショップを開催しています。 ワークショップでは、小さいグループをつくり、プログラマとして活躍するコーチやメンターに教えてもらいながら、プログラミングの基礎を学んでいきます。HTML、CSS、Python、そしてDjangoを学んで、はじめてのWebアプリケーションを一緒に作ります。このワークショップは、2014年にベルリンで開催以来、世界各都市で開催されています。 Django Girls Japanは、そのワークショップを中心とした国内のコミュニティーです。

その日本初のDjango Girlsワークショップがどうやってできたのか、書いておきたいと思います。

Django Girls ワークショップ

やることになった経緯

私は、都市計画やGIS(Geographic Information Science/System)をやっていて、 エンジニアじゃないけど、ちょいちょいプログラミングを一人でかじってみてた。

2014年頃。GISやるならPythonでしょ、って流れに乗っかって、Pythonをかじりはじめる。

2015年4月。Python勉強したら、GIS以外でも使えるんでしょ?フレームワーク?Django?なにそれ? チュートリアルとかないんかなー?日本語で私にも分かるようなの、あんまりないなー。 英語で、いいかんじの発見!

ん、このチュートリアルを使ってワークショップやってるみたいだぞ。 たのしそー!!日本でもやりたーい!!

という流れでした。

仲間集め

Django Girlsが実現できたのは、なんといってもホントにいろんな人の協力のおかげです。

やりたーい!!ッて言ってみたら、いいね!って言ってくれる人たちがいて、 いろんな人が集まってくれました。いろんな人を紹介してもらいました。

"だ、大丈夫?!"と、いろんな方が心配してくれて、手を貸してくれました。

こうして、運営メンバーと、ワークショップ当日のコーチ&メンターはじめ、 たくさんの仲間や協力者と出会うことができました。皆さんには感謝しかないです。

やりたいことは、とりあえずやりたいって言ってみること大事だと思いました。 それに賛同してくれる人がいたら、その声を聞きながらできることやっていく。 すると、独りよがりな「やりたい」にはならなくて、最初は私の「やりたい」だけだったけど、みんなで共有する目標になっていく。

それと、Pythonコミュニティーのすごい。 おそらくPythonに限らないことだろうけど、コミュニティーの結束や協力がすごい。 (いつも日程が合わなくて、Pythonの勉強会とかに行けてないのがつらい。行きたい、行きたい。)

チュートリアルを翻訳

まず、チュートリアルを翻訳しました。 翻訳できた!と思ったら、翻訳元がアップデートされ後戻りするとか、慣れない作業に苦戦。 翻訳作業のツールやコツがあるみたいで、次回はそれを導入してもっと効率的にやろう。

翻訳は複数人で作業して、Githubをつかって管理してました。 個人的には、Githubのいい練習になった。 みんなでGithubやる時のお作法みたいなのが、ちょっと分かってきた。

翻訳作業は、waffle.ioを使って、Githubのイシューに紐付けてチャプターごとにタスク管理。 Trello風だし、誰が何をしているか、何が終わったか、一目瞭然。わかりやすかった。 翻訳したいチャプターを自分で選んで、作業すると宣言。終わったら報告して、また次のチャプターをえらぶ。 自己申告制だから、みんな無理ない範囲でそれぞれのペースで協力できるのもよかったかな。

イベント準備

まずは、会場と日程調整。 快く会場提供を申し出てくれた方々に恵まれ、本当に助かりました。 本当にありがとうございました。

会場のデコレーションはしたい!風船かざりたい!ワクワクする会場作り。

スポンサー集め&告知

一般社団法人PyConさんの力を借りて、 ConnpassでPaypal決済でスポンサー集めをしました。 個人の方でスポンサーしてくださる方もいて、びっくりしました。 応援してくれる方がいるんだなって、すごく嬉しかった。

告知もPyLadiesさんの協力を得てConnpassで実施。 けっこうすぐ埋まりました。需要あってよかった。ホッとした瞬間。

ワークショップ当日

参加者は30名。コーチ&メンターが13名。2~3人に1名のサポートがついて、チュートリアルにそって手を動かしながら、プログラミングを学んでみる。 海外出身者や、関西など地方からも参加してくれました。20~30代が多かったけど、40代、50代の方も。IT業界の方も、そうでない方も。

事前アンケートで確認しておいたプログラミングの経験レベルと、OS(Windows/Mac)から、あらかじめグループを作っておいて、 できるだけ同じOSを使っているコーチをあてるようにしました。

ランチは、ヘルシー思考の女の子やベジタリアンの子にも楽しんで欲しくて、マクロビのランチをオーダー。 おいしくて、ボリュームもしっかりあるから、参加者だけでなくコーチ男性陣にも満足してもらえたようです。

スイーツタイムもありました。休憩だけでなく、参加者同士がコミュニケーションをとる時間として、お菓子やお茶はやっぱり効果的です。 「これ(お茶)、どうぞ~」「美味しいですね~」なんて自然な会話が、声をかけるきっかけになります。 女性がスイーツタイムに求めるのは、お菓子そのものというより、自然なコミュニケーションなんだと思う。 出会いや会話も、ワークショップに参加する醍醐味。

ワークショップ後

スポンサーやコーチ&メンターなど、お世話になった方に、翌日お礼メールとともにレポートを送付した。

素早くレポートをおこせるよう、当日のアンケート集計結果と、写真、最終的な決算を書き込めばいいように、事前に作っておいた。 事前にレポートの枠を作っておくと、絶対に撮り忘れたらいけない写真もわかる。忘れないうちに。

今後について

ワークショップはそれなりに労力もかかるので、頻繁にというわけにはいかないのが、現在の実状。 その中でも、無理ない範囲で継続的にコミュニティーとして活動をする必要があると思っている 1~2ヶ月に1度、Meetupや小さな勉強会は開いている。 その中で、女性やなにかしらマイノリティの立場に置かれている人たちが、参加しやすいイベントのあり方を 毎回トライアンドエラーで試しているところです。

そして、2016年は春すぎくらいに、第2回目のDjango Girlsワークショップ開催を目指しています。 (興味ある方は、こちらをチェックしておいてくださいね。)